アプセッター
グリップ金型の開きをなくすことで、パーティングライン(バリ)がない高精度アプセット鍛造を実現。
グリップ能力、位置設定、保持の課題をクリアにした究極のアプセッター機です。
特徴
究極の高精度アプセット鍛造を実現
一般的なアプセッター機はメカ的ギャップにより、材料を押し切った際に金型同士が開きパーティングライン(バリ)の原因となっていました。
新開発のアプセッター機では、パーティングラインの無い高精度アプセット鍛造を実現しました。
容易なグリップラム高さの調整、高いメンテナンス性を実現
新開発のアプセッター機は、グリップ側とアプセット側との間にリンク機構がないためグリップラム高さの調整が必要ございません。
またリンク機構の破損といった心配もなく、シンプルな機構を採用したことでメンテナンスの難易度、頻度ともに低く抑えることができます。
自動化・省人化に対応できる柔軟な仕様
複雑で部品点数が多くなってしまうリンク機構をなくしたことで、機械本体の大きさをこれまでになく柔軟にアレンジできます。自動化・省人化に伴い搬送ロボットの設置スペースが必要ですが、機械本体をコンパクトにすることで導入ハードルも下がります。
またスクリュープレスでは不可能とされている、材料両側のアプセット鍛造もできます。
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標準仕様
型式 | MUP200 | MUP400 | MUP600 | MUP800 | MUP1100 | MUP1300 | MUP1800 | |
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相当呼称能力 | 1" | 2" | 3" | 4" | 5" | 6" | 7-1/2" | |
グリップ能力 | MN | 2 | 4 | 7.8 | 11.7 | 14.3 | 16.9 | 23 |
ヘディング能力 | MN | 2 | 4 | 6 | 9 | 11 | 13 | 18 |
ストローク数 | SPM | 60 | 45 | 40 | 35 | 32 | 32 | 25 |
グリップストローク長 | mm | 120 | 135 | 155 | 180 | 200 | 200 | 255 |
ヘディングストローク長 | mm | 200 | 240 | 260 | 215 | 350 | 350 | 310 |
クラッチ&ブレーキ | type | 乾式/湿式 | 乾式/湿式 | 乾式/湿式 | 湿式 | 湿式 | 湿式 | 湿式 |
主モータ | kw | 22 | 37 | 55 | 75 | 110 | 160 | 200 |
グリップサーボモータ | kw | 7 | 7 | 11 | 37 | 55 | 55 | 75 |
油圧モータ | kw | 1.5 | 2.2 | 3.7 | 11 | 11 | 11 | 15 |
給油モータ | kw | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.5 | 2 | 2 | 2 |
機械総重量 | ton | 20 | 30 | 40 | 85 | 110 | 145 | 180 |